メンタルケア

『きれいでいたい』と『疲れてしまう』のあいだで

頬杖をついて感がる女性のイラスト「もう若くないから」
「今さら頑張っても」

そんな言葉を、ふと自分に向けてしまうことはありませんか。

年齢を重ねるほど、
きれいでいたい気持ちと、
どこかでブレーキをかけてしまう気持ちが、
同時に心の中に生まれることがあります。

 

でも私は、
年齢を重ねた女性には、
若い頃とは違う魅力があると感じています。

それは、派手さや若さではなく、
その人が生きてきた時間や、
大切にしてきたものがにじみ出るような、
静かな美しさです。

鏡の前で、少しずつ変わっていく自分に戸惑っ


自分の頬を包むように両手を置いて、思い悩む女性のイラスト
若い頃は、
多少無理をしても、寝不足でも、
肌も表情もすぐに元に戻ってくれました。

けれど年齢を重ねるにつれて、
鏡に映る自分に、
ふと違和感を覚える瞬間が増えていきます。

ハリが減ったように感じたり、
輪郭がぼやけて見えたり。
今まで気に留めなかった小さな変化が、
急に気になるようになる。

そのたびに、
「前はもっと違ったのに」
「こうじゃなかった」
そんな思いが心に浮かび、
少しずつ、鏡を見ることが負担になっていきました。

 

気づけば、
「きれいでいたい」は
「きれいでいなくちゃいけない」に変わり、
自分を確認するように、鏡の前に立っていたのです。

「可愛さ」の基準を、そっと置き直したとき


両手を前で重ねてその上で自分の顎をのせて考える女性のイラストそんなある日、
私はふと気づきました。

ずっと「若さ」を基準に、
自分の可愛さを測ろうとしていたのだと。

ハリがあるか、
シワが増えていないか、
過去の自分と比べてどうか。

でも、年齢を重ねることは、
失うことだけではありません。

 

経験してきたこと、
選んできた生き方、
大切にしてきた価値観。

それらはすべて、
表情や佇まいに、自然と刻まれていきます。

可愛さとは、
若く見せることでも、
誰かの基準に近づくことでもなく、
今の自分をどう扱っているか
そこに表れるものなのだと思うようになりました。

それでも、私はきれいでいたい

両手を重ねてその上に自分を顎をのせて、穏やかな表情で微笑む女性のイラストきれいでいたい気持ちを、
手放したいわけではありません。

ただ、
無理をしない形に変えたい。
自分を追い込まない方法で、
きれいを楽しみたい。

そう思うようになりました。

今の自分を知り、
似合うものを選び、
心地よい距離感で生きる。

それだけで、
人は自然と整っていくのだと思います。

メイクも、服も、生き方も「今の自分」に合わせて

鏡に映る自分を見て頬に手をあてて微笑む女性外見は、確実に変わっていきます。
だからこそ、
メイクも、服も、在り方も、
一度決めたら終わりではありません。

 

それを基準に選び続けることが、
自分を大切にするということなのだと思います。

人は変わり続けます。
だから、美しさや可愛さも、
ずっと更新していく。どんな風に年齢を重ねるかなのだと思います。

今の自分に、似合うきれいを探して

鏡の前で目を閉じて穏やかな表情で頬に手をあてて微笑む女性きれいでいたい気持ちと、
疲れてしまう心。

そのあいだで揺れることは、
きっと自然なこと。

どちらかを否定しなくていい。
今の自分に合うほうを、大切にして選べばいい。

昔の自分と比べるのではなく、
これからの自分を、そっと素敵にアップデートしていく。

Slow Aging Days は、
そんなふうに、
自分を雑に扱わない選択を
静かに重ねていく場所でありたいと思っています。

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