スキンケアを見直しているのに、なぜか肌の調子が安定しない。
乾燥、くすみ、なんとなくの不調。
「化粧水が合わないのかな」
「年齢のせいかもしれない」
そう感じたとき、
真っ先に疑われることはあまりありませんが、実は一番最初に見直したいのが、クレンジングです。
クレンジングは、 スキンケアの中でも いちばん“肌に触れる時間”が長く、毎日必ず行うもの。
落としすぎれば乾燥し、 足りなければトラブルの原因になる。
だからこそ、 クレンジングは
「強ければいい」
「早く落ちればいい」
という話ではありません。
この記事では、 クレンジングの種類や刺激の考え方、そして私自身がたどり着いた
“落としすぎない”という選択について、 整理していきます。
クレンジングは、スキンケアの最初の分かれ道
乾燥、ごわつき、くすみ、ニキビ。
スキンケアがうまくいっていないと感じるとき、 多くの人は化粧水や美容液を疑います。
でも実は、その前に見直したいのがクレンジングです。
クレンジングは
・1日の汚れを落とす
・毎日必ず行う
・肌に触れている時間が長い
という、とても影響力の大きい工程。
合っていないクレンジングを使い続けていると、 その後に使うスキンケアが どれだけやさしくても、うまく働きません。
クレンジングの種類と、刺激の考え方
クレンジングには、さまざまな形状があります。
- クリームタイプ
- ミルクタイプ
- 乳化ジェルタイプ
- 透明ジェルタイプ
- リキッドタイプ
- オイルタイプ
- 拭きとりタイプ
一般的には、下に行くほど洗浄力が高く、刺激になりやすい傾向があります。
ただし「強い=悪」ではありません。 濃いメイクをしている日には、 ある程度の洗浄力が必要な場合もあります。
大切なのは、 自分のメイクの濃さと、肌状態に合っているかどうか。
「サッと落ちる」は、やさしいとは限らない
クレンジングがすぐに落ちる理由のひとつが、界面活性剤の働きです。
界面活性剤は、 油と水をなじませて汚れを落としやすくする成分。
とても便利ですが、 必要以上に強いと、 メイク汚れだけでなく、 肌に必要な皮脂やうるおいまで 一緒に持っていってしまいます。
「落ちがいい=肌にやさしい」 ではない理由は、ここにあります。
クレンジングは40秒。すばやく、ていねいに
クレンジングにかける時間は、 目安として40秒程度で十分です。
長くなればなるほど、 摩擦や刺激が増えてしまいます。
ポイントは、
- 手早く
- こすらず
- なじませるだけ
肌の上でマッサージをする必要はありません。 クレンジングは 「毛穴の奥をこする」ものではなく、 「汚れを浮かせて流す」ものです。
すすぎはぬるま湯で、すばやく
冷たい水では油分が落ちにくく、 熱すぎるお湯は乾燥の原因になります。
32℃程度のぬるま湯で、 すばやく洗い流しましょう。
シャワーを直接顔に当てるのは避け、 手ですくったお湯をやさしく使うのが理想です。
ポイントメイクは専用クレンジングでやさしく落とす
マスカラやアイライン、口紅などは、 顔全体のクレンジングで無理に落とそうとすると、 目元や口元の刺激になります。
そんなときは、専用クレンジングを少量コットンに含ませて、 ポイントメイクだけを先に落としましょう。
肌をこすらず、 必要なところだけを落とすことで、 負担を減らすことができます。
拭きとりタイプは「非常時の選択肢」
拭きとりタイプは便利ですが、 摩擦が起きやすく、 毎日の使用には向いていません。
先日、歌手の華原朋美さんが自身のYouTubeチャンネルでメイク落としをライブ配信していました。
イベント後だったらしく、拭きとりシートで思いっきり擦ってメイクをとっていました。 肌へのダメージ考えると見ていてかなり気になりました。
どうしても疲れている日、 帰宅が遅くなった日など、 「何もしないよりはいい」 という位置づけで考えるのがおすすめです。
私がクリームタイプに落ち着いた理由
私は、 オイルタイプではクレンジング後のつっぱり感が強く、 拭きとりタイプは摩擦が気になりました。
いろいろ試した結果、 クリームタイプが いちばん肌が落ち着いた。
必要な皮脂まで落としすぎず、 洗い上がりに安心感があったからです。
正解は人それぞれですが、クレンジング後に
「肌にツッパリ感がないか、メイクはちゃんと落ちているかどうか」
これが私の基準です。
クレンジングで大切なのは「落とすこと」より「守ること」
肌は、手入れをちゃんと守れば回復します。
クレンジングは、 その回復力を邪魔しないための土台。
強さよりも、 合っているかどうか。
その視点で見直してみると、 スキンケア全体が 少しずつ整っていくはずです。